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横浜 港北の自然と文化

横浜港北の自然と文化(大倉精神文化研究所)・書影
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大倉精神文化研究所 編著
発行:大倉精神文化研究所
発売:慧文社 ISBN978-4-905849-44-5

四六判・並製・218ページ
定価:2500円+税

自然との共生、港北の伝統文化

大倉精神文化研究所と横浜市大倉山記念館との共催で、平成16年度に「港北の自然と文化」をテーマに開催された大倉山講演会での講演録5話に、平成13年度講演会での平野正裕氏「鶴見川流域の幕末維新」1話を加えて、再編集。自然や環境を大切にした人の生き方を模索し考える書。

著者(講演者)紹介

岸  由二 慶應義塾大学経済学部教授、NPO法人鶴見川流域ネットワーク代表
大山 正雄 昭和女子大学講師
平野 正裕 横浜開港資料館調査研究員、東海大学講師
飯森 富夫 報徳博物館学芸員、専修大学講師
吉武 美保子 NPO法人よこはま里山研究所NORA 理事
川瀬 博 神奈川大学講師

目次

第一部 水と共に
T 鶴見川流域の暮らしと自然
 ―危機から希望へ―
(岸由二)

  1 もうひとつの暮らしの世界・流域
  2 鶴見川のこと知っていますか
  3 鶴見川とその水系/典型的な都市河川
  4 ”危機”の実体を知る
  5 危機と希望が促した流域連携
  6 歴史を振り返る
  7 未来イメージ
  8 鶴見川流域入門
U 温泉の自然と文化
 ―神奈川県綱島温泉について―(大山正雄)

  はじめに
  1 過去120年間の温泉客数と源泉数の推移
  2 日本の温泉分布
  3 温泉地とその位置付け
  4 温泉の定義と成因
  5 神奈川の自然と温泉
  6 綱島温泉
  7 街の景観について
V 鶴見川流域の幕末・維新(平野正裕)
  はじめに
  1 横浜開港と幕末の社会不安
  2 横浜開港と治安取締の体制強化
  3 飯田広配の旺盛な経済活動
  4 神奈川県収税長添田知通
  5 幕末・維新を力強く生きた個性
                  ―まとめにかえて
第二部 森と生活
T 武士団「綴(都築)党」を追う―中世の多摩丘陵に生きた武士たち―(飯森富夫)
  はじめに
  1 武蔵国の武士団
  2 都築を名乗る武士たち
  3 都築党の根拠地周辺
  おわりに
U 身近な自然―里山と私たちの暮らし―
                  
(吉武美保子)

  1 里山ってなんだろう?
  2 里山再発見―温故知新
  3 環境問題からのアプローチ
          ―たくさんの○(まる)を探そう
  4 教育・文化・福祉からのアプローチ
          ―地域コミュニティの再生へ
  5 港北区の里山の変遷
  6 横浜での里山保全ボランティア活動
  7 里山が教えてくれるこれからの暮らし
V 社寺林保護のエコロジーと精神環境
                     (川瀬博)

  はじめに
  1 横浜の緑地面積の変遷
  2 港北の社寺林
  3 社寺林のエコロジー
  4 ゲシュタルトとしての社寺林
           ―社寺林の精神分析へ―
  おわりに

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