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めぐりあいのよろこび

めぐりあいのよろこび・書影
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著者:
 松本梶丸(白山市、浄土真宗本誓寺住職)
 青山俊董(名古屋市、愛知尼僧堂々長)
 荒崎良徳(金沢市、曹洞宗雲龍寺住職)
  
     →弊社花菩薩著者
画:荒崎良和
四六判・並製・100ページ
定価:本体1000円+税 ISBN978-4-905849-41-4

三人の僧が語る幸福へのみちしるべ

本当の幸せって何? 仏さまの心とは?
NHKのTV、ラジオ、講演、著書などで活躍する三人の僧が、誰にでも分かりやすく仏教の真髄を説法した書! 悩んでいる時、苦しい時に、生きる元気と勇気を与えてくれる、心あたたまる「仏教法話集」 です。

目次

 信心は如来の眼  松本梶丸

 授かりとして頂く人生と選んでゆく人生と  青山俊董

 慈しみの耳と眼を持つ菩薩さま  荒崎良徳

序より(荒崎良徳)

石川県金沢市には、曹洞宗の寺院が約四十カ寺あります。また、金沢には二つの美しい川「犀川」と「浅野川」が流れています。曹洞宗の四十カ寺のお寺を二つに分け、それぞれ二十カ寺が教区を結成し、それぞれ「犀川教区」「浅野川教区」という名称のもとに、布教に励んでおります。また、金沢には、天保年間から伝わる連合法要「普度会」という大きな行事があります。天保年間、全国を襲った大飢饉の惨状に心を痛めた能登屋又五郎という人が、金沢の曹洞宗寺院に呼びかけて「施食会」という法要を行い、人心の平安と、犠牲者の冥福を祈られました。以後、「普度会」と名付けられたその法要は、曹洞宗寺院によって今日まで、連綿と伝えられ、守り続けられております。毎年、春秋の二期に、犀川教区と浅野川教区が、それぞれに順番を決めて勤めますから、丁度、十年目に当番が回ってくるという仕組みになります。平成十七年の秋、私の寺「雲龍寺」(浅野川教区に属します)が、その当番に当たりました。最大の、そして、最重要の法要ですから、三年前から準備にとりかかり、檀信徒の皆さんのお力添えを頂いて、ようやく、開催することができました。その記念行事として、仏教講座「南無の集い」を開き、たくさんの方々に、左記の講師による仏さまの話を聞いて頂きました。
 松本梶丸先生(白山市、浄土真宗本誓寺ご住職)
 青山俊董先生(名古屋市、愛知尼僧堂々長)
この本は、そのときの先生方のお話を収録したものです。遠方で聞きに来れなかった方や、折あしく出席できなかった方々、また、ほんとうの幸福を求めていらっしゃる方々に、是非、読んで頂きたいと願って出版しました。また、私の寺の普度会の二週間後に、今度は犀川教区の普度会が、金沢市野町の「希翁院」さまで、勤められました。そのとき、私は布教使としてお招きを受け、法話をさせて頂きました。僭越ながら、その話も併せて収録させて頂きました。従いまして、この本は三つの話によって構成されております。

北陸中日新聞、中外日報に採り上げられました

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