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トップページ>>既刊・新刊>>離床を10倍進めるための“活きた”Q&Aシリーズ1離床のリスク管理・アセスメント編

離床を10倍進めるための“活きた”Q&Aシリーズ1
離床のリスク管理・アセスメント編

離床を10倍進めるための“活きた”Q&A シリーズ1 離床のリスク管理・アセスメント編
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定価 3630円(本体3300円+税)
編著:曷川元、飯田祥、黒田智也
(所属:日本離床学会) ISBN978-4-86330-240-2

臨床現場で挙がった質問から学ぶ 離床を10倍進めるための活きたQ&Aシリーズ1

本書は、臨床現場で挙がった「なんとかしたい!」という実際の質問に臨床の最前線で活躍するエキスパートがズバリ答えた実践書。実践とエビデンスに裏打ちされたコツがギッシリ詰まった回答は、きっと臨床の“困った”をスッキリ解決してくれること間違いなしです!
医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・診療放射線技師などの医療関係者にお勧めです!

 立ち読み(1.54MB)

編著者略歴

曷川元 / KatsukawaHajime (医学博士・理学療法士)
埼玉県所沢市出身。ICU・救命センターでの臨床経験と宇宙医学の接点から離床こそが、寝たきりの患者を救う最良の手段であると確信。国内だけでなく、世界の仲間と共に離床の啓発活動に尽力している。現、日本離床学会理事長・世界離床ネットワークアジア太平洋事務局長。ユーモアを交えてわかりやすく解説する独特の講義スタイルは、医療スタッフのみならず、一般の方からも絶賛され、多くのファンを集めている。

目次

01.離床の基礎
◆離床の基礎と効果・安全性
・離床って何ですか?
・なせ゛、早くから離床を始める必要があるの?
・離床はいつから流行っていたのですか?
・離床すると本当に効果が出るのですか?
・そんなに早くから離床して本当に安全なんですか?
・手術後すぐに離床して創が開きませんか?
◆離床の進め方
・離床はどの職種が行うべきものですか?
・ヘッドアップと端坐位では効果が違いますか?
・呼吸が悪い時は体位変換からスタートすべき?
・腹臥位にはどのような効果があるのでしょうか?
◆離床の基準・プロトコル・ゴール設定
・効率的に離床を進める方法を教えてください。
・離床の開始基準に当てはまった場合離床は禁忌?
・離床を途中で中止した方がよい場合の基準とは?
・その日の離床レベルの目標はどう決めればよい?
・その日の離床の目標は誰が決めるとよいですか?
・攻めの離床・守りの離床とはなんですか?
・守りの離床の時にすべきことを教えてください。
・離床の効果判定はいつどのように行うべきですか?
◆離床にまつわるエトセトラ
・急性期のデータ判読はどのように学べばよい?
・回復期・生活期など検査データが少ない状況では、どのように離床を進めればよいですか?
・離床に炎症を抑える作用があるって本当ですか?


02.離床とアセスメント
◆フィジカルアセスメントとは
・離床になぜアセスメントが必要なんですか?
・フィジカルアセスメントとはなんですか?


03.呼吸アセスメント
◆呼吸の解剖・生理
・なぜ右肺が3葉、左肺が2葉なんですか?
・誤嚥性肺炎が右肺で多いのはなぜですか?
・左上葉より右上葉に無気肺ができやすい理由とは?
◆胸部の聴診
・なぜ背中の聴診が重要なんですか?
・呼吸音の異常にはどのような種類がありますか?
・パリパリ音がグーグー音に変化、悪化?改善?
・呼吸音が弱い患者さんの聴診のポイントとは?
◆排痰とフィジカルアセスメント
・排痰できる咳ってどのくらいの勢いが必要ですか?
◆胸部の触診
・胸部の触診を離床に活かすポイントとは?
◆パルスオキシメーター・動脈血酸素飽和度
・元気なのにSpO2が低値を示すのはなぜですか?
・SpO2の離床中止基準が88%では低過ぎですか?
・SpO2は指や耳、どの値を参考にすればよいですか?
◆呼吸疾患と離床に関するQ&A
・動作時に息切れがひどいCOPD患者さん指導法は?
・CO2ナルコーシスのある患者さんの離床はできる?
・保存治療の気胸患者さんの離床のポイントとは?
・緊張性気胸の症状はどのように見分ければよい?


04.循環アセスメント
◆血圧と離床
・血圧の値を離床のリスク管理にどう役立てる?
・平均血圧がすぐ確認できない時はどうすれがいい?
・脈の触知で血圧を予測できますか?
・Aラインとマンシェットの血圧どちらを目安にする?
・拡張期血圧のみ高い時離床は進めてもよいですか?
・マンシェットで測ってはいけない場合とは?
◆心拍数・脈拍数と離床
・離床時に50回/分と徐脈で継続して大丈夫ですか?
・心拍数と脈拍数のどちらの値をみればよいですか?
◆循環血液量・体水分バランスと離床
・CVPの値を離床時のリスク管理に役立てるには?
・体水分In-OutBalanceを用いたリスク管理とは?
・発熱時には不感蒸泄がどのくらい増えるの?
・周術期の侵襲と離床の注意点を教えてください。
・「尿量0.5mL/kg/h未満」を乏尿とする根拠とは?
・出血時の循環動態の変化と離床への影響とは?
◆心不全と離床
・Nohria分類に基づいた離床のしかたとは?
・手足の冷感の原因が心不全かそれ以外かの鑑別とは?
・尿道カテが留置されていない時の尿量把握方法は?
・心不全患者さんに食欲低下が起こる理由は?
・心不全で症状が乏しい方の重症度をみるコツは?


05.疼痛のアセスメント
◆疼痛の評価と離床
・離床時に痛みを訴えている患者さんがいます。どのくらいの痛みが出たら中止すべきですか?
・離床時に痛みが起こりやすい動作とは?
・急性痛と慢性疼痛で離床時のアプローチは異なる?
◆鎮痛剤の種類と離床
・痛みの種類によって鎮痛薬は使い分けとは?
・外科術後の疼痛を鎮痛剤でコントロールできないときは、無理に離床しないほうがよいでしょうか?


06.運動機能のアセスメント
◆筋力低下と離床
・低カリウム血症でなぜ筋力低下が起こるのですか?
・安静臥床で筋力低下はどうして起こるのですか?
・ICU-AWってなんですか?離床はできますか?
◆運動機能のテスト・スクリーニング
・超急性期の筋力をどう評価すればよいですか?
・立位や移乗の前に動作能力を評価する方法とは?
・在宅でバランスを簡単に評価する方法とは?
・運動麻痺の評価をMMTで行ってもよいですか?
・関節可動域制限は日常生活にどんな影響がある?
・バランス能力の評価スケールでお勧めは?
◆筋力トレーニングと栄養
・食欲がない患者さんにタンパク摂取を促すには?
・タンパクは筋トレの後いつ摂るとよいですか?
・高齢者は高強度と低強度の運動どちらが有効?
07.脳神経のアセスメント
◆脳卒中と離床のリスク管理
・脳卒中病型別にみた離床の基準とは?
・脳卒中ではSBPとDBPのどちらが重要ですか?
・なぜ脳卒中急性期で脳圧管理が大切なんですか?
・くも膜下出血術後の脳血流速度のアウ値は?
・オザグレルナトリウムを使用中の離床の留意点とは?
・中枢性過高熱のときに離床しても大丈夫ですか?
◆脳卒中における合併症のみかた
・視床痛で困る患者さんの対策を教えてください。
・けいれん後の一時的な運動麻痺は離床できる?
・離床に影響する高次脳機能障害には何がある?
・「アパシー」か「うつ」かを判別するコツは?
・脳出血後の患者さんで、気分が乗らず離床が進まない方がいて困っています。どうすればいいですか?
◆脳神経系の評価
・脳卒中のMRI画像でお勧めの撮像法はどれか?
・入院時の運動麻痺で機能予後を予測する方法とは?
・意識障害の時に眼球運動の評価を行う方法とは?


08.意識障害・精神・モチベーション
◆意識状態のアセスメント
・離床中の意識レベル低下はどのような障害を疑う?
・意識評価はJCSとGCSのどちらがよいですか?
・「意識レベル低下」と「傾眠」の判別とは?
・意識評価時の痛み刺激の力と部位はどう行う?
◆せん妄のアセスメント
・離床時に有用なせん妄の評価スケールはなに?
◆精神状態と離床
・うつや双極性障害の患者さんは離床してもよい?
◆モチベーションのアセスメント
・離床のモチベーション低下の原因とは?
・離床や活動のモチベーションを客観的に評価できる、有用なスケールを教えてください。


09.消化器状態のアセスメント
◆腹部の視診
・腹部視診のポイントと離床を見合わせる所見とは?
・腹部を触診で離床を見合わせるべき所見とは?
・腹部の打診音の特徴を教えてください。
・腹部の聴診は一カ所聴けばよいというのは本当?
◆消化器の異常と離床の留意点
・お腹が出ている原因が腹水か脂肪の鑑別は?
・離床が消化器に与える影響について教えてください。
・頻繁な下痢で離床が中断。何か工夫はありますか?
・食欲不振と胃痛みで離床を拒否。対策はある?
・なせ゛、高齢者は長期臥床で血便が出やすくなるの?
・腸内環境が悪いとなぜ肝機能の悪化するの?


10.認知症のアセスメント
◆認知症の基礎評価と離床
・認知症の重症度はどのように判断すればよいか?
・認知症患者さんに起こるBPSDとはなんですか?
・もの忘れと認知症を見分けるポイントとは?
・認知症患者さん転倒リスクを評価する方法とは?
・認知症スクリーニングではHDS-RとMMSEのどちらを使うのがよいですか?
◆認知症患者への対応
・物盗られ妄想への上手な対応を教えてください。
・認知症で食事が進まない時は経管栄養がよい?
・暴言や暴力によい対応があれば教えてください。
・訴えが乏しい方の痛みの評価はどうすればいい?


11.摂食・嚥下のアセスメント
◆嚥下障害のアセスメント
・離床をすすめる上で嚥下機能評価はなぜ必要?
・嚥下障害が起こりやすい患者さんの特徴とは?
・重度貧血・心不全で低栄養状態の時、何をみる?
・嚥下に必要な舌の機能は何を評価すべき?
・なせ゛、嚥下のために呼吸機能を評価するの?
・舌圧測定なしでオーラルフレイルを評価するには?
・視診で軟口蓋挙上不全が判断しにくい時の評価は?
◆嚥下障害に対するアプローチ
・ミキサー食、ペースト食にもトロミが必要ですか?
・咽頭反射が弱い患者さんの食事介助の注意点は?
・嚥下障害者の食事姿勢をとどう使い分けたらよいか?
・完全側臥位法のメリットとデメリットとは?
・完全側臥位法はどのような患者さんに有効なの?
・シャキア法が上手く行えない患者さんの嚥下の筋力トレーニングでよい方法はありますか?
・アイスマッサージにエビデンスはありますか?
◆口腔ケア
・歯がない患者さんへの口腔ケアのポイントとは?


12.栄養のアセスメント
◆栄養と離床の基礎
・低栄養だと筋力に悪い影響が出るって本当ですか?
・低栄養の3大原因とはなんですか?
◆栄養状態を評価するスケール・ツール
・離床に必要な栄養評価するスケールは何がいい?
・離床を慎重に進めるべき栄養状態とは?
・栄養評価から生命予後の予測は可能ですか?
・回復期で低栄養をどう評価すればよいですか?
◆低栄養に対する離床とケア
・ビタミンDが転倒に関わっているって本当?
・強い炎症が持続する患者さんの離床はどうする?
・経管栄養投与の最中に離床しても大丈夫ですか?
・経管栄養投与後のリハビリはいつから?
・嘔吐しにくいのは右側臥位と左側臥位のどっち?
・食事量が増えず離床効果が出ないときの対策は?
・食欲低下を起こす可能性がある薬剤とは?
・胃切除後に食事回数を増やすことは有効ですか?
◆サルコペニアと離床
・サルコペニアとフレイルの違いはなんですか?
・ダイナペニアとは何?離床で予防できますか?
・高齢者はどこの筋にアプローチすればよいですか?
・機器がないとサルコペニアは評価できないの?
・サルコペニアと廃用性筋萎縮の対策は同じ?
・サルコペニア対策には1日何歩歩けばよいの?
・運動と栄養以外のサルコペニア対策とは?

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