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厄年の話 東洋易学・運命学大系 4

厄年の話・書影
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石橋臥波 著
A5判・上製クロス装・函入
定価:4000円+税 2008年12月刊
ISBN978-4-86330-014-9

「厄年」を科学する! 分かりやすい厄年研究書!

男性の場合は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳とされる厄年(やくどし)。現代でも病気や災難を恐れて「厄除け」のために神社・仏閣を訪れる人は多い。それでは本当に人は厄年になると不幸に見舞われるのか? 日本人なら誰もが抱くそのような疑問に答えるべく、本書では大勢の著名人や偉人達(紫式部、徳川家康…etc.)が厄年にいかなる運命に遭遇したかを丹念に調べあげ(統計的調査)、さらに厄年信仰が日本に定着するに至った歴史的経緯や、医学的・生理学的見地からも厄年の意味を総合的に考察する。一般読者にも分かりやすく解説した、まさに「厄年を科学する」書! 厄年の方、および厄年が近い方には必携の書籍です!

東洋易学・運命学大系 続々刊行中!
易、四柱推命、気学、奇門遁甲、風水等、あらゆる東洋推命学を網羅する一大叢書!

著者略歴

石橋臥波(いしばし・がは)
民俗学者。1912年(明治45)日本民俗学会の創設に携わる。同学会機関誌『民俗』や、学術雑誌『人性』の編集を務める。著書『鬼』『夢―歴史・文学・芸術及び習俗の上に現れたる学術的研究』等。

目次

例言四則
前篇 個人の厄年
一 はしがき
 自然界の変化―人間生活の変化―厄年―
 社会全体の厄年―個人の厄年
二 厄年の起源
 上古の日本国民思想―厄年の説は中古に始まる―
 支那医学―霊枢大忌の説―医心方大厄小厄の説
三 厄年の沿革
 古記録に見えたる厄年―拾芥抄に見えたる厄年―
 太一定分―和漢三才図会の厄年―大厄―
 前厄―排 厄―厄年の意味
四 生理上よりの観察
 身体発育の時期―発情期―器官完成期―
 娩産―発情期と気候、境遇との関係―
 月経―九州婦人―中国婦人―四国婦人―
 関東の婦人―月経初潮、持続、閉止年齢の平均―
 北陸婦人―死亡年齢―結核死亡年齢―
 癌腫―分娩その他の疾病
五 心理上よりの観察
 精神発達の時期―少年期―青年期―
 壮年期―老人期―女子―自殺と年齢―
 情死
六 実際的方面の観察
(甲)男子の方面
 貴族、上流社会―弘文天皇 他 十五―
 武人―坂上田村麻呂 他 三十―
 文官―和気清麻呂 他 八―
 志士―山鹿素行 他 九―
 学者教育家―藤原惺窩 他 八―
 宗教家―伝教大師 他 六
(乙)女子の方面
 推古女帝 他 四十
 
七 概括
 厄年の思想―医学―陰陽、宿曜説―
 言葉の連想―ギリシア・ローマの厄年の説―
 七の累加と九の累加との二種の厄年―
 東西の思想の関係
八 余説(一)
 九曜星―十二運―有卦と無卦―
 有卦に入る年を祝う―本命八方的殺
九 余説(二)
 厄払い―節分の夜―京都の風習―
 江戸の風習―長崎地方の風習―褌を棄てる―
 櫛を棄てる―観音に祈る―
 陸前黒川郡地方の風習―菩薩を念じる

後篇 社会の厄年
一 はしがき
 進化―変化―社会変化の原因―
 年月と干支―二種の厄年―支那思想とインド思想
二 日本の実例
 年表―推古天皇甲子より明治天皇丙申に至る
三 支那、西洋の実例
 年 表―
 隋の文帝時代、西紀六〇四年より清の徳宗、
 西紀一八九六年に至る
四 概 括
 社会の変化、天体の運行と厄年との関係―
 偶中―社会の変化と年代

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